野菊の墓(1981)
古い映画なんだけど、ケーブルTVで「野菊の墓(1981)」を放送していたので、録画して、昨夜観た。
一人でこっそり。(なぜ?)
たぶん泣くと思ったから![]()
この映画、公開当時は賛否両論だったように記憶している。
松田聖子を起用して興行収入を狙っただけの映画だとか、
おでこ丸出しですっぴんの松田聖子はあまり可愛くないだとか、
主人公2人のセリフが棒読みだとか、
まぁいろんなことを言われていた。
が、その反面、意外と映画自体はよく出来ているという意見もあったのも事実である。
私個人は、この映画は秀逸だと思っている。
確かに、主人公の演技は拙い(つたない)ものであるけれど、脇を固める一流の布陣が、それをきっちりカバーしているから、全体的に気にならない。
そして、この映画の見所は、何と言っても映像美。
夕日をバックにしたシーンを多用することで、日本人の心にノスタルジーを語りかけるのである。
泣き所はたくさんあるが、特にラスト。
70歳前後になった政夫が、民の墓に野菊を添えて手を合わし、その後、夕日の中で下手(左)から上手(右)にゆっくり歩き去る。
そこに流れる主題歌「花一色」。
当然、泣いた。
えぇ、泣きましたともさ!
まぁとにかく、単なる昔のアイドル映画と思うなかれ。
誰がなんと言おうと、この映画は、“稀に見る名作”なのである。
今は、DVDで買えるようなので、興味があれば是非ご覧あれ。
(アマゾンのサイト)
ちなみに、1981年当時、奈良駅を降りて、東大寺に向かう途中の土産物屋街の中に、映画館が3つあり、その中の1つの映画館で上映していたのを観た。
この映画を劇場の大スクリーンで観たというのは、映画好きの私にとっては、自慢の1つなのだ![]()
そのうち、DVDも買ってしまおうかと思っている。
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