書籍・雑誌

パラドックス13

東野圭吾の「パラドックス13」を読みました。

東野圭吾と言うと、リアリティのある事件(殺人事件とか)をテーマに、謎解きをしていくような現実味のある小説が多いのだけど、この「パラドックス13」は、東野圭吾には珍しく、完全なSF小説。
実は、私自身は、SF小説は結構好きなので、わりとよく読むのですが、東野圭吾のSF小説は、初めて読んだ気がします。

東野圭吾は理系出身なので、内容も理論的に筋が通っているし、かといって、ストーリーに無意味な計算式が書かれているわけでもない。
“さらっと読める万人向けSF小説”に仕上がっていると思います。(^^)

土日の天気がイマイチで、自宅にいる時間が長かったこともあり、3日ほどで読んじゃいました。

ちなみに、話がちょっと横道にそれるけれど・・・。
現在私は、またまた特許原稿の執筆中。(なんか、いつも特許ばかり書いてる)

詳しいことは書けないけれど、属する技術分野としては、
 システム導入において、数学的非連続性のために
 机上計算ができない場合の処理方式に関する特許

を書いています。

で、このパラドックス13という小説を読んでいると、
“数学的連続性”
という言葉が、随所に出てくるのですよ。(^^)

自分の仕事に関する単語、しかも、日常会話ではほとんど使わないであろう単語が、小説の中にポンポン出てくるので、なんとなく笑ってしまいました。

ちなみに、それを某友人にメールしたら、
「数学的連続性は、日常的によく使う単語です」
との返事が。

それは素晴らしい。
もしかすると、彼の知識が私の研究にも役立つかも。
次に会ったら、詳しく話を聞いてみます。

ま、そんなことはともかく。(^^)
「パラドックス13」は、さらっと読めるSF小説としておススメできます。

もちろん、何度も読み返して感動するような類ではなく、早読みして「あー面白かった」程度に楽しむレベルの内容ですけどねwink

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「悪意」東野圭吾

自宅で酒を飲んだりしながら読む本と、
常にバッグに入れておいて会社や外出先で読む本とで、
2冊同時に読めば効率がいいのではないか、と思い、
1ヵ月ほど試してみたけれど、
順番に2冊読むのと、読み終えるまでの時間は変わらなかった。

そうかなるほど。
Operation Systemのマルチタスクに置き換えて考えるならば、
同時に2つの作業をしているようにみえるだけのことで、
CPUが1つならば、実際にはタイムスライスで処理が走るだけだから、
同時に起動した2つのタスクが完了するのは、
CPUをデュアルにしない限りは、逐次処理で1つずつを、
2つの実行するのと変わらないわけだ。

と、単なる自分の馬鹿さ加減を、あえて複雑な言い回しで解説してみた。
ビバ!理系!

さて、ここからが本題。(前置き長げぇよ)

ここ数日で読んだ本の中では、東野圭吾の「悪意」が良かった。
私があまり好きではない加賀恭一郎シリーズなのだけれど、 この「悪意」は面白いと思った。

この本の帯が示す“進化する加賀恭一郎”というのは伊達ではない。

理論的に犯人を追い詰めていくところは、読んでいて爽快感すら覚えた。

もうひとつ読んでいて思ったのは、 文章手法が「告白(湊かなえ)」に似ているなぁ、ということ。
特に、“真実の章”なんて、そのものズバリな感じ。

と言ってももちろん、「告白」より「悪意」の方が何年も前に書かれた小説なので、おそらく、湊かなえは「悪意」に感銘を受けて「告白」を書いたのではないか、という気がする。

さて。
現在も、2冊同時に読書進行中です。(おいおい)
それらの中に面白いものがあれば、また紹介します。

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湊かなえ「告白」

湊かなえの「告白」という小説。

ずっと私が言いたかったことが、全て書かれている気がした。

内容は、少年犯罪がテーマ。
中学校の教師(女性)が、自分が担任しているクラスの生徒に娘を殺されてしまい、“復讐”をする、という内容。

この“復讐”というのが、完璧なのだ。

凄惨な少年犯罪の事件が起こるたびに、
「自分が遺族の立場なら、どうすれば怒りがおさまるだろう?」
って考える。

犯人が死刑になること?
それは、法治国家としては最大限のことだけど、遺族にとっては “最低限のあたりまえのこと”であって、そんな甘っちょろい結果では、怒りはおさまらない。

残念ながら、死刑判決が出ることは、ほとんどないけれどね。

では、その犯人を自分の手で惨殺してやったら気持ちは晴れる?
まぁ、それなら多少はスッキリするかも。

でもやはり、それでも怒りが完全におさまることはないだろうな。

どんなことをしても絶対に納得なんて出来ないとは思うけれど、 “最大限の報復”とはなんだろう?
その方法は?

「告白」という小説には、その答えが書いてあった。
この数年で読んだ小説の中では、一番衝撃を受けたなぁ。

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読書家

ここではたまにしか本の紹介はしないけれど、ここで紹介するだけしか読んでいないのではなく、紹介する数×10ぐらいの本を読んでいます。

理系は小説を読まないと思われがちですが、本当の理系は知識の吸収にどん欲なので、本を読みあさるのです。

もちろんエロ本も。(嘘ですよ)

さて、小説だと、ここで紹介する東野圭吾の本を選ぶことが比較的多いです。

ただ、東野圭吾の小説は、
さまよう刃」「赤い指」「時生」「秘密
のように、専門的知識がなくても引き込まれるように読める小説が多い反面、
雪月花殺人ゲーム」「眠れる森」「片想い
のように、特定分野に拘り過ぎる小説も多い。

「雪月花殺人ゲーム」なんて、お茶会のルールがややこしいし、
「眠れる森」も、専門的なバレエ用語が多いんですよね。

そういうことに精通している人なら、人一倍楽しめるんだろうけど。

まぁ、そういう私も“科学的”というところに惹かれるから、ガリレオシリーズが好きなのかもしれないけど。

それでも、いろんな小説家の本を読んできたけれど、東野圭吾の書く小説はハズレが非常に少なく、お勧めの作家ではあります。(たまに、なんじゃこりゃ?みたいな作品もありますが)

さて、今は、某作家の小説を初めて読んでいるんだけど、この作家はかなりアタリかもしれないhappy02
何冊か読んで、面白い!と思えば、また紹介します。

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聖女の救済

休み中にやることもなく、TVtvやDVDcdを観たり、公園に散歩に行ったりして過ごしています。

最近は天気もよくて暖かいので、公園で散歩中に一休みして、cafeを飲みながら本を読んだりとか。
なんとなく無駄に休みを過ごしている感もありますが、私はこういう休みの過ごし方が好きなのですよねscissors

本と言えば、聖女の救済を読み終わりました。

ガリレオシリーズの長編第二弾です。

初の長編だった「容疑者Xの献身」が秀逸な作品だったので、今回もかなり期待していたのですが、正直それほどでもなかったかな…think

でも、今回のストーリーには、いろいろと“遊び所”があって楽しめましたwink

内海刑事が、異動中にiPodで聴く音楽が福山雅治だったりとかね。(笑)

こういうのは、東野圭吾独特の茶目っ気ですね。

さて、容疑者Xの献身のように“劇場版”にするには物足りないストーリーだけど、それでもやはり秀逸な作品だと思うので、2時間ものとしてTVドラマ化はしてほしいなぁ。

その際、気になるのは、「真柴綾音は誰が演じるのか」っすよね。

容疑者Xの献身では、花岡靖子役が松雪泰子だったのは、これはもう、出来過ぎっ!て言えるぐらい良かった。

真柴綾音は…

松嶋菜々子って線で論議されているようだけど、松嶋菜々子のように170cmを超える長身だと、しっかり者のキャリアウーマンって感じがしちゃってイメージじゃないんだよなぁ。

私的には、桜井幸子かな…

まぁ、演技がうまけりゃだれでもいいんだけどね(^^)

とにかく、2時間枠でドラマ化希望です。

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さまよう刃 読破

【さまよう刃】を読破した。

500ページもある小説なのに、寝る前の時間だけで3日ほどで読み終わった。

もちろん、丸1日かければ、1日で読むことも可能なんだけどね。

いつもは、毎日20ページぐらいずつ、10日ほどかけて1冊を読むのだけど、この本は、先が気になって寝る時間を削って読んでしまった。

ちなみに私は、主人公の長峰の行動、および、主人公に近い境遇の鮎川の行動こそ、「正義である」と信じている。

誰がなんと言おうとね。

ま、そういう人間なんです、私は。

この本は、凌辱の場面については読むのもキツイ内容だし、主人公は悲しい結末を迎えるのだけど、ラストで判明する“事実”など、「さすが東野圭吾だな」と感心させられる。

単純に他の作品と比較するのは難しいけれど、この【さまよう刃】も、【白夜行】【幻夜】【容疑者Xの献身】に並ぶ傑作だと思う。

さて。

今日からは、「流星の絆」を読みます。

また寝られなくなったりして。

まぁ、もう週末に近いし、今週は3連休だし、寝不足でも何とかなるかな。

いざとなれば、トイレに座って「あしたのジョー」になればいいし。(よくありません)

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さまよう刃

昨夜の寝る前に、東野圭吾の【さまよう刃】という小説を読み始めたら、読むのが止まらなくなってしまいました。

「半月ぐらいかけてゆっくり読もう」と思っていたのに、深夜2時まで読みました。
一気に1/3ぐらい読んだかな。

今日1日、すげー眠かったっす…(そりゃそうだろう)

しかし、ストーリーの重いこと重いこと。

少年グループに自分の娘を凌辱・殺害された主人公が、犯人の少年に復讐するために指名手配になりながら行方を追うという内容。

少年法の在り方を問うような内容です。

主人公の長峰が、少年グループの部屋から、娘が殺されるまでの様子を撮影したビデオテープを見つけて、それを見てしまうのところがあります。
もう、読んじゃいられないぐらい痛々しい…

約20年前。

この小説より、さらにひどい事件がありました。
事件の詳細が分かるにつれ、怒りで手が震えるほどの事件でした。

私は今でも、当時少年だったあの犯人たちが、心底許せない。

少年法というのは、戦後間もなくできた法律なのです。
親を戦争で亡くし、犯罪を犯すしか生きる道がなかった少年・少女を、更生させるためにできたものです。

個人的には、今の日本に、少年法の存在理由など無いと思っています。

心から、主人公が復讐を果たせるように祈りながら読んでいる私がいます。

さて、少し重い話になりましたが、今夜も続きを読むつもりです。

はてさて、私は今夜、寝られますことやら。

ただ、東野圭吾の小説は、【白夜行】、【幻夜】、【容疑者Xの献身】などのように、何度でも読み返したいと思う素晴らしい小説がある一方、「えぇぇぇ~っ!そんなラストなの?」とガッカリする小説もあります。

【さまよう刃】も、私が期待するラストでありますように・・・

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